「これほど当たった年はない」でも平年作か
 白山祭御弓神事-宮城県涌谷町
白山堂の前から矢を放つ稚児たち  =涌谷町箟岳山で平成31年1月27日14時15分 志田雅洋撮影 
 宮城県涌谷町の箟岳山箟峯寺で27日、平安時代から続くとされる白山祭(県重要無形文化財)の御弓神事が執り行われ、一年の天候と作柄を占った。

 箟峯寺境内に建つ白山堂の御祭神・白山権現の使いたる稚児を務めたのは、涌谷町太田の村上大和君3歳と、中澤例伶音(レオ)君6歳。烏帽子姿の2人が僧侶の介添えの元、1年12ヶ月を表す12本の矢をつがえ、裏に「鬼」の字が書かれた的へと放った。

 12本の矢のうち、12月の1本を除く11本もの矢が当たった。「これほど当たった年はない」とは松本坊の坊城延溟住職(71)。しかし、当たり具合が端のほうが多かったので、「稲作については平年作。大崩することはないものの、雨や空梅雨に心配がある。8月の出穂期はやや天候不順が心配されるので、少し努力が必要」との託宣をあずかった。

 平成31年 1月27日
【志田雅洋】
 
 
Copyright(C)Kogane Press. All rights reserved.
掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。